SHADE RACING

【SGT】 Round1
岡山国際サーキット
RC F GT3 試練の初陣

SHADE RACINGは、4月11日(土)~12日(日)に岡山国際サーキットで行われた
「2026 AUTOBACS SUPER GT Round1 OKAYAMA GT 300KM RACE」に参戦し、決勝レースは28位完走となりました。

4月12日(土) 公式練習

参戦5年目を迎える2026年シーズン、シェイドレーシングはいよいよ開幕戦を迎えました。今シーズンは、これまで使用してきたRC F GT3からLEXUS RC F GT3へとマシンをスイッチ。新たな車両と体制のもと、新シーズンの一年が幕を開けます。期待と緊張が入り混じる中で迎えた開幕戦は、9時30分に公式練習がスタート。気温18℃、路面温度24℃、好天に恵まれたコンディションのもとで走行が始まりました。最初にステアリングを握ったのは平中。事前に行われた公式テストの岡山、富士を通じてLEXUS RC F GT3のマシン特性を把握しており、まずは持ち込みセットの確認から走行を開始しました。コースコンディションを踏まえながら、限られた走行時間の中でシーズン初戦に向けたセッティングを進めていきました。続いて清水もコースイン。平中から先に走行した際のマシンインフォメーションを無線で共有しながら、マシンの状態を細かくチェック。予選、そして決勝を見据えた最終確認を行い、準備を整えていきました。

GT300 ⁄ RC F GT3
GT300 ⁄ RC F GT3

4月12日(土) 公式予選

予選Q1はBグループ※1での出走となり、14時18分からセッションがスタートしました。気温22℃、路面温度27℃と、午前中よりも気温が上昇したコンディションの中、Q1は清水が担当します。コースイン後、タイヤのウォームアップを進めようとした矢先、マシンに異変が発生。エンジンが突如ストップするトラブルに見舞われ、走行は中断を余儀なくされました。この影響で予選は赤旗中断となり、車両はそのまま予選終了まで保管状態に。結果として、Q1を走り切ることができず、タイム計測を行うことが叶いませんでした。このトラブルにより、決勝レースは最後尾からのスタートが決定。開幕戦から厳しい状況を強いられる展開となりましたが、チームはすぐに気持ちを切り替え、原因の究明と車両の再確認を開始します。その結果、メカニカルトラブルであることが判明。翌日の決勝へ向け、可能な限りの修正と確認作業を行い、準備を進めていきました。

※1・・・. GT300クラスではAグループとBグループに分けてQ1が行われます。 Q1は全車が走行し、Q2に進出する台数はQ1の上位タイム順で計18台(予選A/B組の上位9台)が走行し、決勝レースのスタート順位を争います

4月12日(日) ウォームアップ走行

前日に発生した車両トラブルの最終確認を目的に、清水がステアリングを握ります。しかし、前日に対策を施した箇所において、再び同様の症状が発生しました。一度はエンジンがストップする状況となりましたが、清水は冷静に起点操作を行い、エンジンを再始動。なんとか自力でマシンをピットへ戻すことに成功します。チームはただちに作業に取りかかり、残りわずかな時間の中で再調整を実施。限られた時間との戦いとなりましたが、最終確認を終え、無事に決勝グリッドへとマシンを送り出しました。

4月12日(日) 決勝

決勝レースのスタートを前に、警察車両によるパレードランが行われ、16,500人の観衆がサーキットを包み込みます。大きな歓声とともに場内の緊張感が高まる中、13時20分、開幕戦となる決勝300kmレースがスタートしました。この日のコンディションは、気温23℃、路面温度30℃、天候は好天。スタートドライバーは平中が担当します。予選、そしてウォームアップ走行ではマシンに不安要素を抱え、思うような走行ができない状況が続いていましたが、平中は気持ちを切り替え、決勝レースを見据えて冷静にスタートの瞬間へと臨みました。レースが動き出すと、平中は慎重に状況を見極めながら周回を重ね、確実なレース運びでポジションを2つ上げることに成功。26周目にピットインし、タイヤ交換、給油を行い、清水へドライバー交替を行いました。

走行中のGT300 ⁄ RC F GT3
RC F GT3

後半スティントを担当した清水は、タイヤマネージメントを意識しながら走行を続けます。しかし、最後尾スタートからポジションアップを図る展開の中で、GT500クラスやGT300クラスの上位車両に進路を譲る※2場面が次第に増加。断続的にラインを外す状況が続き、タイヤにはピックアップ※3が付着していきました。レースが進むにつれ、思うようなペースを維持することが難しい、厳しい走行を強いられます。レースも終盤に差しかかり、レース残り時間が30分を切った56周目。清水は無線を通じて路面状況およびタイヤのコンディションをチームに報告し、想定以上に厳しい状況であることを共有しました。これを受けてチームはタイヤ交換を決断。以降は完走を最優先としつつ、次戦につなげるための走行データを可能な限り収集する方針へと切り替えます。清水はマシンバランスを一つひとつ確認しながら慎重に周回を重ね、限られた条件の中でも安定した走行を継続。最終的に75周を走り切り、開幕戦は28位で完走となりました。幸い、ウォームアップ走行で発生していたトラブルの再発はなく、決勝レースを通して車両の状態を確認。厳しい展開の中でも、次戦につながる貴重な情報とデータを積み重ねる一戦となりました。シーズンはまだ始まったばかりです。次戦はホームコースの富士。シェイドレーシングは、巻き返しを誓い、チーム一丸となって戦いに臨みます。

※2・・・. SUPER GTはGT500とGT300の混走レースであり、両クラスの間には大きな速度差があります。そのため、GT300車両は安全かつスムーズなレース進行のためにGT500車両を先に行かせる場面が多く発生します。
また、状況によってはGT300クラスの上位車両に対しても進路を譲る場面が見られます。

※3・・・. タイヤの表面ゴムにタイヤかすなどの異物が付着してしまい、タイヤが本来の性能を発揮できない状態

平中 克幸 選手 ⁄ 清水 英志郎 選手
走行中のGT300 ⁄ RC F GT3

平中 克幸 平中 克幸 選手

COMMENT

新しいマシンとともに、新たな気持ちで迎えた開幕戦でしたが、予選はマシントラブルにより走行することができず、決勝当日のウォームアップ走行でも同じ症状が再発し、非常に厳しい状況で決勝レースを迎えることになりました。万全とは言えない状態ではありましたが、決勝では最後まで走り切ることはできました。しかし結果は28位。走行内容やパフォーマンスを含め、まだまだ足りないと感じています。今回の悔しさをすべて糧にして、次戦では必ず巻き返したいと思います。諦めずに、チームとともに戦い続けていきますので、引き続き応援をよろしくお願いします。

清水 英志郎 清水 英志郎 選手

COMMENT

開幕戦の応援、ありがとうございました。
心機一転で迎えた開幕戦でしたが、予選からマシントラブルが発生し、万全な状態でレースに臨むことができませんでした。決勝に向けて修正を行いながらの対応となり、難しい状況の中でのレースとなりましたが、最後までチェッカーを受けることができました。ただ、思うようなパフォーマンスを発揮することができず、結果としては課題の残る内容で、決して満足できるものではありませんでした。富士では、まずはトラブルをしっかりと改善した上で、結果に繋げられるように挑みたいと思います。引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

情報参照先

  • SUPER GT 公式webサイト:https://supergt.net
  • SHADE RACING 公式webサイト:https://www.shade-racing.com/
  • SHADE RACING 公式Instagram:https://www.instagram.com/shaderacing_official/?hl=ja
  • SHADE RACING 公式Twitter:https://mobile.twitter.com/ShaderacingO
  • SHADE RACING 公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCnpsV6R3gTBDm2hdLJm2DFQ

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