SHADE RACINGは、5月3日(日)~4日(月)に富士スピードウェイで行われた
「2026 AUTOBACS SUPER GT Round2 FUJI GT 3Hours RACE GW SPECIAL 」に参戦し、決勝レースは我慢の走りで18位完走となりました。
5月3日(日) 公式練習
開幕戦は28位での完走となり、厳しい形でシーズンを迎えることとなったチームは、巻き返しを誓い、ホームコースである富士スピードウェイへと挑みました。気温24℃、路面温度42℃と天候に恵まれたコンディションのもと、公式練習は10時30分からスタート。最初にステアリングを握った平中が持ち込みセットの確認を行いながら、セットアップの方向性を探っていきます。平中はマシンのフィーリングを確かめつつ、ピットインを繰り返しながら足回りやブレーキ周りの変更を実施しました。続いて清水もコースイン。調整を施したマシンで走行を重ね、セットアップの確認を進めていきます。しかし、思うようなマシンバランスを得るには至らず、ラップタイムの向上という点でも課題の残る内容となりました。走行後、チームはただちに予選を見据えたセット変更に着手。限られた時間の中でデータを精査し、午後の予選に向けた最善の準備が進められました。
5月3日(日) 公式予選
予選Q1はBグループ※1での出走となり、14時38分からセッションがスタートしました。午前中よりも風が強まり、気温20℃、路面温度28℃と刻々と変化するコンディションの中、Q1のステアリングを託されたのは清水です。序盤はタイヤのウォームアップに苦しむ難しい展開となりましたが、清水は周回を重ねながら徐々にフィーリングを掴んでいきます。限られたアタックチャンスの中で迎えた5周目、清水は渾身のアタックを敢行し、1’37.080を記録しました。しかし、Q2進出に必要なボーダータイムである1’36.490にはわずかに届かず、ここで予選Q1を終える結果となります。この結果、決勝レースは28番グリッドからのスタートが決定。予選終了後、チームはすぐに気持ちを切り替え、遅くまでミーティングを重ねながら、翌日の決勝レースに向けた準備を進めていきました。
※1・・・. GT300クラスではAグループとBグループに分けてQ1が行われます。 Q1は全車が走行し、Q2に進出する台数はQ1の上位タイム順で計18台(予選A/B組の上位9台)が走行し、決勝レースのスタート順位を争います
5月4日(月) ウォームアップ走行
迎えた決勝レース前、20分間のウォームアップ走行が行われました。ウォームアップ走行は、まず平中がステアリングを握り、その後清水が走行を担当。前日の公式予選後に施したセット変更の確認をする、決勝前最後の重要なセッションとなります。セット変更により改善が感じられる部分も見られた一方で、依然として思うようなマシンバランスには至らず、課題も残る内容となりました。それでも限られた時間の中でドライバーからのフィードバックを受け、メカニックはスタート直前まで調整作業を続け、マシンを決勝グリッドへと送り出しました。
5月4日(月) 決勝
いよいよ迎えた決勝レースは、ゴールデンウイーク恒例の開催とあって、50,300人の観衆がサーキットを埋め尽くしました。スタートを前に、警察車両によるパレードランが行われ、場内は大きな期待と熱気に包まれます。3時間レースのスタート時刻が迫るにつれ、スタンドからは大きな声援が送られ、グリッド上の緊張感も一気に高まっていきました。そして14時06分、満員の観衆が見守る中、決勝レースの火蓋が切って落とされます。この日のコンディションは、気温24℃、路面温度43℃のドライ。天候にも恵まれた中で、長丁場となる3時間の決勝レースがスタートしました。スタートドライバーを務めたのは清水。3時間レースを見据え、序盤からタイヤマネージメントを意識しながら慎重にレースを組み立てていきます。しかし、周囲のペースが速い中で思うようにリズムを作ることができず、序盤から厳しい展開を強いられる形となりました。それでも清水は集中力を切らすことなく、無理な攻めを避けながら、チーム戦略に沿った我慢の走行でスティントを引っ張りました。他車よりもできる限りスティントを延ばし、レース全体の流れを見据えた走行を継続します。そして43周目にピットイン。タイヤ交換と給油を行い、平中へとドライバーを交替しました。ピット作業を終えてコースへ復帰した時点で、ポジションは23位まで浮上します。バトンを受け継いだ平中も、無理な攻めは避けつつ前車を追い続け、訪れるチャンスを辛抱強くうかがいます。レースは順位が一進一退の状況で推移する中、チームは他車の状況やレースの流れを随時、無線を通じて平中へ伝達。わずかな変化を見逃すことなく、粘り強くレースを組み立てていきました。そして77周目にピットインし、清水へ最後のバトンを託しました。
最終スティントを担当した清水は、23位でコースへ復帰します。レースは終盤へと突入し、各所でトラブルやアクシデントにより脱落していく車両が出始める中、清水は冷静に状況を見極めながら周回を重ねていきました。少しずつ順位を押し上げ、最終的に18位までポジションアップ。104周を走り切り、チェッカーフラッグを受けました。レース後、チーム代表としての立場も担う平中は今回の一戦を振り返り、「我慢のレースで上位入賞には及ばなかったものの、マシンがトラブルなく走り切れたのはメカニックのおかげであり、レースマネジメントはエンジニアの力。チーム全員で戦えたレースだった」とスタッフ一人ひとりにねぎらいの言葉をかけました。厳しい状況の中でも確かな前進を感じ取ることができたこのレースは、次戦へとつながる一戦となりました。次回のRd.4※2も同じく富士スピードウェイでの開催となるだけに、さらなる飛躍を目指し、チームは準備を進めていきます。
※2・・・. 昨今の中東情勢の悪化や不確実な状況を含め、現在の世界情勢を総合的に評価した結果に伴い、Rd.3セパン戦は中止となりました。
COMMENT
ホームコースの富士でしたが、我慢を強いられるレース展開の中、18位で完走となりました。これほど先の見えない状況は、これまでのレース人生の中でも初めてかもしれません。 それでも立ち止まることはできませんし、前を向いて進み続けるしかないと感じています。一つひとつ丁寧に課題と向き合い、改善を積み重ねていくことが、今やるべきことだと思っています。 必ずチャンスは来ると信じて、最後まで戦い続けます。 いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
COMMENT
富士での応援もありがとうございました。開幕戦で発生したトラブルについては、チームがしっかりと改善を進めてくれたおかげで、今回はマシントラブルなく走り切ることができましたが、予選・決勝ともに内容としては厳しいレースとなりました。それでも、少しずつ積み重ねていく中で得られるものもあると感じています。成果につなげられるよう、引き続き全力で取り組んでいきます。次戦の富士でも、変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。
今後の参戦
次回は8月1日(土)~2日(月)にて、富士スピードウェイで開催される「2026 AUTOBACS SUPER GT Round4 FUJI GT RACE 」に参戦致します。
SHADE RACINGへの熱いご声援をよろしくお願い致します。
情報参照先
- SUPER GT 公式webサイト:https://supergt.net
- SHADE RACING 公式webサイト:https://www.shade-racing.com/
- SHADE RACING 公式Instagram:https://www.instagram.com/shaderacing_official/?hl=ja
- SHADE RACING 公式Twitter:https://mobile.twitter.com/ShaderacingO
- SHADE RACING 公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCnpsV6R3gTBDm2hdLJm2DFQ
本件に関するお問い合わせ先