SHADE RACINGは、8月1日(土)~2日(日)に富士スピードウェイで行われた
「2026 AUTOBACS SUPER GT Round4 FUJI GT 300KM RACE」に参戦しました。20号車は予選23位から決勝レースをスタートし、26位で完走しました。
8月1日(土) 公式練習
前戦となるRd.2富士大会では、予選28位から決勝レースをスタートし、18位で完走。ポイント獲得※1にはあと一歩届かなかったものの、LEXUS RC F GT3で臨んだ2戦目として、確かな前進を感じ取ることができた一戦となりました。再びホームコースである富士スピードウェイに戻ってきた今大会。チームは上位進出を目指してレースウィークに臨みます。8月1日(土)10時00分、公式練習がスタート。気温31℃、路面温度44℃という真夏のコンディションの中、持ち込みセットの確認から走行を開始。平中、清水の順でステアリングを握り、マシンの挙動やフィーリングを無線でチームへ伝えながら、セットアップの方向性を探っていきます。 LEXUS RC F GT3へ車両を変更してから3戦目となる今大会は、チームにとって同車両で初めて迎える本格的な夏場のレースとなりました。高い外気温がエンジン性能に影響を及ぼし、加速やトップスピードが思うように伸びず、タイムを更新することが難しい状況となりました。また、ドライバーのすぐ近くにエキゾーストの出口がある車両構造のため、走行中はエキゾーストから発生する高温の熱が車内へ伝わり、室内温度は想定以上に上昇しました。さらに、熱せられた車内の影響でクールスーツ※2に循環させる冷水も次第に温まり、ドライバーが十分に身体を冷やしきれない状況となりました。真夏の富士は、マシンだけでなくドライバーにとっても非常に厳しい環境となります。マシンとドライバー双方に新たな課題が見える中、 チームは走行ごとに得られるフィードバックをもとに調整を重ね、予選・決勝へ向けて一つひとつ確認作業を進めていきました。
公式予選
予選Q1はAグループ※3での出走となり、14時20分からセッションがスタートしました。気温32℃、路面温度45℃と、午前中から続く暑さの中、Q1は清水が担当します。午前中の公式練習で得たデータをもとに、チームはマシンを調整。清水はアタックに臨み、1分38秒483を記録。走行後、清水は「マシンバランスは改善され、ドライブしやすくなっていたものの、思うようにタイムを伸ばすことができなかった」と振り返ります。Q1結果は12位となり、Q2進出には届きませんでした。この結果により、決勝レースを23番グリッドからスタートすることが決定しました。チームは翌日の決勝レースを見据え、レースペースやマシンバランスの確認を進めながら準備を整えていきました。
※1・・・. 年間のシリーズランキングは、各大会の決勝結果に応じて付与されるポイントで争われます。
決勝レースでは15位以内に入賞した車両がポイント獲得の対象となります。
※2・・・. 冷水が通るチューブを備えたインナーをレーシングスーツの下に着用し、車両に搭載した氷水をポンプで循環させることで、
ドライバーの身体を冷却する装備です。LEXUS RC F GT3にはエアコンが搭載されていないため、夏場のレースでは重要な役割を担います
※3・・・. GT300クラスではAグループとBグループに分けてQ1が行われます。 Q1は全車が走行し、
Q2に進出する台数はQ1の上位タイム順で計18台(予選A/B組の上位9台)が走行し、決勝レースのスタート順位を争います。
8月2日(月) ウォームアップ走行
決勝レースを前に、20分間のウォームアップ走行が行われました。平中がステアリングを握り、前日で得られたデータをもとに調整したマシンでコースイン。決勝に向けた最後のチェックを終えました。
決勝
決勝スタートを前に行われたグリッドウォークでは、事前の天気予報で一時的な雷雨が予想されていたとおり、突如として強い雨がサーキットを包みました。雨はほどなくして止んだものの、コースは全面的に濡れ、路面は完全なウエットコンディションへと一変します。ところが、その直後には再び強い日差しが照りつけます。この状況でチームはドライタイヤ、ウエットタイヤのどちらを選択するべきかを直前まで検討し、グリッドでの作業禁止残り時間1分前にドライタイヤを選択しました。スタンドには34,100人の観衆が集まり、目まぐるしく変化するコンディションの中、決勝レースのスタートを待ちます。スタートドライバーを務めたのは平中。雨が降った影響で安全面が考慮され、13:30にセーフティーカー先導で66周の決勝がスタートしました。4周にわたるセーフティカー先導を経て、5周目から本格的なレースが始まります。走行ラインの大部分はすでに乾き始めていましたが、一歩ラインを外せば濡れた路面が残る難しいコンディション。平中は集中力を高めていきます。その直後、GT500クラスのマシンがホームストレート上で大クラッシュ。レース開始早々に赤旗中断となる状況となりました。その後、14時15分、約45分間の中断を経てレースが再開されます。平中は再び集中力を高め、ポジションを維持したまま1コーナー、2コーナーへと入っていきます。序盤から積極的にプッシュし、前方の車両へ迫る場面を見せます。しかし、各車の間隔が詰まった集団の中では、前方車両を攻略するための十分なスペースを確保できず、順位を上げることが難しい展開が続きました。前方のペースに合わせざるを得ない一方で、わずかにリズムを崩せば後続車からも仕掛けられる、緊張感の高いポジション争いとなります。さらに、高温となった車内ではクールスーツの冷却性能も十分に発揮できず、平中は身体への負担が大きい状況での走行を強いられました。それでも集中力を切らすことなく、マシンとタイヤの状態を見極めながら粘り強く周回を重ねていきます。平中から無線でクールスーツの冷却が十分でない状況が伝えられると、次のスティントを担当する清水は、レーシングスーツのポケットやインナー周辺に氷を入れるなど、できる限りの暑さ対策を施しました。そして26周目、平中がピットイン。後半のスティントを担当する清水へドライバー交替を行いました。
レース終盤には、GT300クラスのトップ争いを繰り広げる車両が背後へ迫ります。清水は後続の動きを慎重に確認しながら進路を譲りますが、走行ラインを外れると、タイヤカスで汚れた路面を走らざるを得ません。その為、タイヤに付着したタイヤカスの影響により、一時的にグリップを得にくくなり、走行リズムを整えることが難しい状況となります。それでも清水は最後まで走り切り、26位でチェッカーを受けました。次戦の鈴鹿大会も、厳しい暑さの中での開催が予想されます。今回得られたデータをもとに、マシンとドライバー双方の熱対策を改善し、次戦での上位進出を目指して準備を進めていきます。
COMMENT
いつも応援していただき、ありがとうございます。今回の結果は26位となりました。思うような結果には届きませんでしたが、諦めずに前へ進み続けるしかありません。微かな光を確かなものに変えられるよう、チーム一丸となって課題に向き合い、次戦へ向けて準備していきます。次戦の鈴鹿も引き続き、応援よろしくお願いします。
COMMENT
富士大会でも、たくさんの応援をありがとうございました。上位勢との差を感じるレースとなり、現状ではまだ歯が立たない部分もありましたが、次戦の鈴鹿では少しでも前進した姿をお見せできるよう、チーム一丸となって準備を進めていきます。引き続き、応援よろしくお願いいたします。
今後の参戦
次回は8月22日(土)~23日(日)にて、鈴鹿サーキットで開催される「2026 AUTOBACS SUPER GT Round5 SUZUKA GT 300KM RACE 」に参戦致します。
SHADE RACINGへの熱いご声援をよろしくお願い致します。
情報参照先
- SUPER GT 公式webサイト:https://supergt.net
- SHADE RACING 公式webサイト:https://www.shade-racing.com/
- SHADE RACING 公式Instagram:https://www.instagram.com/shaderacing_official/?hl=ja
- SHADE RACING 公式Twitter:https://mobile.twitter.com/ShaderacingO
- SHADE RACING 公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCnpsV6R3gTBDm2hdLJm2DFQ
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