SHADE RACINGは、8月22日(土)~23日(日)に鈴鹿サーキットで行われた「2026 AUTOBACS SUPER GT Round5 SUZUKA GT 300KM RACE」に参戦しました。 20号車は予選28位から決勝レースをスタートし、7つ順位を上げて21位で完走。上位勢にも迫るレースペースを示し、次戦への期待が高まる一戦となりました。
8月22日(土) 公式練習
前戦のRd.4富士大会では、真夏の厳しいコンディションのなか、LEXUS RC F GT3で初めて本格的な夏場のレースを迎え、マシンとドライバー双方の熱対策に新たな課題が明らかとなりました。富士大会から3週間のインターバルを経て、シリーズはいよいよ後半戦へと突入し、レースの舞台は鈴鹿サーキットへ。チームは前戦で得られたデータをもとに熱対策を見直し、改善を施したマシンで今大会に臨みました。朝から気温31℃、路面温度47℃という厳しい真夏のコンディションとなるなか、9時45分に公式練習がスタート。まずは平中がステアリングを握り、持ち込みセットをベースに、マシンバランスを確認しました。走行開始から3周ほどが経過すると、平中から「エアコンのおかげで汗はまったくかかない」と無線が入ります。エアコンの導入に加え、マシンに施した断熱対策※1も効果を発揮し、厳しい暑さのなかでもドライビングに集中できる環境が整っていることを確認できました。平中は無線を通じてマシンの状態をチームへフィードバックしながら周回を重ねましたが、ストップ車両が相次いで発生し、セッションは2度にわたって赤旗中断となりました。度重なる中断によって走行時間が大きく削られるなか、走行再開後に清水へドライバー交替を行いました。しかし、清水が走行を開始した時点でセッションの残り時間はわずかとなっており、周回を重ねたものの、当初予定していた走行メニューをすべて消化することができないまま、公式練習を終えることとなりました。限られた走行時間のなかで得られたデータと両ドライバーからのコメントをもとに、チームは午後の予選に向けてマシンの調整と準備を進めました。
公式予選
予選Q1はBグループ※2での出走となり、15時48分にセッションがスタートしました。気温34℃、路面温度46℃と午前中から厳しい暑さが続くなか、清水がQ1を担当しました。清水は集中力を高めてタイムアタックに臨みましたが、思うようにタイムを伸ばすことができず、1分59秒304を記録。Bグループ14位で予選を終えました。この結果、決勝レースは28番グリッドからのスタートが決定しました。走行後、清水は「予選に向けてセット変更を行った部分については、一定の改善が見られた」と振り返りました。一方で、公式練習では2度の赤旗中断により清水の走行時間が限られ、十分な習熟走行を行うことができず、悔しさの残る予選となりました。チームは決勝での巻き返しを期し、公式練習と予選で得られた走行データをもとに、レースペースやマシンバランスの確認を進めながら、翌日の決勝レースに向けて準備を整えました。
※1・・・. 車両レギュレーションで許可される範囲内でコックピット内のフロア面等に断熱材等を追加しました。
※2・・・. GT300クラスではAグループとBグループに分けてQ1が行われます。 Q1は全車が走行し、
Q2に進出する台数はQ1の上位タイム順で計18台(予選A/B組の上位9台)が走行し、決勝レースのスタート順位を争います。
8月23日(日) ウォームアップ走行
決勝レースを前に、20分間のウォームアップ走行が行われました。平中がステアリングを握り、決勝に向けた最後のチェックを終えました。
決勝
決勝レースのスタートを前に、鈴鹿サーキットのスタンドには32,000人の観衆が集まり、その瞬間を待ちます。三重県警察のパトロールカーがSUPER GTマシンを先導するパレードラップが行われ、続いてフォーメーションラップへ。気温35℃、路面温度52℃という厳しい暑さのなか、52周の決勝レースがスタートしました。28番グリッドからスタートドライバーを務めた平中は、序盤の混戦を巧みに切り抜け、3周目までに25位へポジションアップ。その後も集団のなかで一進一退の攻防を繰り広げ、13周目には23位まで浮上しました。18周目を過ぎると、各車が続々とピットインを開始します。チームは、平中から無線で伝えられるマシンやタイヤの状態を確認しながら、レース展開を見極めます。決勝でのレースペースに手応えを得ていたことから、ピットインのタイミングをできる限り遅らせる戦略を選択し、平中にはタイヤマネージメントを求めました。平中はタイヤの状態をコントロールしながら安定したペースで周回を重ね、24周目にピットイン。清水へドライバー交替を行いました。
バトンを受けた清水は、25位でコースへ復帰すると、すぐさま前方の集団に狙いを定めます。トップ争いを展開する上位勢にも迫るラップタイムで周回を重ね、予選での悔しさを晴らすかのような力強い走りで、前を走るマシンとの差を一周ごとに縮めていきました。清水は着実にポジションを上げ、23位まで浮上。さらに前方のマシンを視野に捉え、終盤の追い上げに期待が高まります。ところが、残り5周となったところで52号車が130Rでクラッシュし、セーフティカーが導入されました。セーフティカーの導入によって前方との差が縮まり、レース再開後のさらなるポジションアップに期待がかかりました。しかし、クラッシュによるコースの修復には時間を要し、セーフティカー先導のまま残り周回が減っていきます。最後までレースが再開されることはなく、そのままチェッカーを受けました。レース後、他車に科されたペナルティなどにより、正式結果は21位となりました。上位入賞には届かなかったものの、これまで苦戦が続くなか、決勝では上位勢にも迫るレースペースを示し、次戦につながる光明を見いだす一戦となりました。チームは、予選順位の向上に加え、マシンのセットアップや性能の引き出し方など、複合的な課題を一つずつ改善し、さらなる上位進出を目指して前進していきます。
COMMENT
鈴鹿大会でも、たくさんの応援をありがとうございました。前戦の富士大会からチームがマシンの改善を重ね、良くなっている部分を確認することができました。レースペースには手応えがあったため、決勝ではタイヤをマネージメントしながらピットインのタイミングを遅らせ、後半を担当した清水選手の走りもあり、ポジションを上げることができました。上位入賞を目指し、チームとともに一歩ずつ前進していきます。次戦も応援をよろしくお願いします。
COMMENT
暑いなか、たくさんの応援をありがとうございました。決勝レースでは後半を担当し、上位勢にも迫るラップタイムを刻むことができ、自信を持ってドライブすることができました。一方で、予選で十分なパフォーマンスを発揮できなかったことは、今後に向けた課題です。決勝で示した速さを予選結果にもつなげられるよう、次戦に向けてチーム一丸となって準備を進めていきます。引き続き、応援をよろしくお願いします。
今後の参戦
次回は9月19日(土)~20日(日)にて、スポーツランドSUGOで開催される「2026 AUTOBACS SUPER GT Round6 SUGO GT 300KM RACE 」に参戦致します。
SHADE RACINGへの熱いご声援をよろしくお願い致します。
情報参照先
- SUPER GT 公式webサイト:https://supergt.net
- SHADE RACING 公式webサイト:https://www.shade-racing.com/
- SHADE RACING 公式Instagram:https://www.instagram.com/shaderacing_official/?hl=ja
- SHADE RACING 公式Twitter:https://mobile.twitter.com/ShaderacingO
- SHADE RACING 公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCnpsV6R3gTBDm2hdLJm2DFQ
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